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こしょうとひょうじされているときは
 たいへんキケンですので
 ぜったいにわたらないようおねがいします」


それをみたときぎゅっと心臓をつかまれたように怖かった。
目の前を通勤快速が横切った。
呆然としていたら踏切がするりとどいて、目の前が開く。
わたらなくちゃいけないのだけど

「こしょうとひょうじされているときは」
「ぜったいにわたらないでください」

「キケン ですので」


キケン?
何だかすごく怖かった。