生物物理化学11-7分

■感想
タンパク質(αーherix)の立体構造がpHに依存すると分子レベルで説明されて、「あ、だから最適pHが成り立つのか〜!」と眼からウロコでした。

■疑問
①気体と気体の界面は作るのが難しい?
界面はあくまで二つの異なる物質同士が境界面を持って接しているときの境界を指す。交じり合ってしまったとき、それは界面ではない。
気体同士では分子運動が激しく密度も低いため、容易に交じり合ってしまう。そのため着たいと気体で界面を作ることは困難である。

②界面の面積が増大したとき、反応にエントロピーは影響するのか?
(先生は界面の面積が増加することにより、反応しやすくなり、反応速度があがると仰っていたが、拡散したことによるエントロピーの影響はないのか?)

ギブスエネルギーの変化量について考える。
温度一定、圧力一定として
G=H−TSより
⊿G=⊿H−T⊿S

⊿U=⊿H−P⊿Vより
⊿G=⊿U+P⊿V−T⊿S

内部エネルギーは増加し、体積は変化していないが(界面の表面積は増えた)、エントロピーは増加しているものと考えられる。このとき反応速度が上がるためには内部エネルギーの増加率を上回るエントロピーの増加が必要と考えられる。以上より、エントロピー変化は反応速度に大きく付与していると考えられる。

(自信ないですがいかがでしょうか?)